Primary Focus:
標的タンパク質分解誘導

高いアンメットメディカルニーズがある、がんを含むアンドラッガブルな(アプローチできない)疾患に対する治療を変革するため、有害なたんぱく質を標的に

赤色の細胞モデルは、アステラスが有害なたんぱく質を標的として、アンドラッガブルな(アプローチできない)疾患に対する治療を変革することに重点を置いている姿勢を表しています。
赤色の細胞モデルは、アステラスが有害なたんぱく質を標的として、アンドラッガブルな(アプローチできない)疾患に対する治療を変革することに重点を置いている姿勢を表しています。

アステラスは、Primary Focusの標的タンパク質分解誘導を通じて、がんやその他の高いアンメットメディカルニーズを有する疾患の治療を目指し、安全かつ有効な治療法の提供を加速させることに注力しています。

タンパク質分解誘導は、これまでアンドラッガブルとされてきた疾患に関連するタンパク質を標的として分解することで、多くの疾患の治療可能性を再定義できる可能性を秘めています。これは、タンパク質分解誘導剤が、体に備わる自然のタンパク質分解システムを活用する独自の仕組みと、従来の低分子化合物では阻害できない方法で三元複合体を介して、疾患関連タンパク質とに結合する能力に起因しています。

当社のアプローチ

アステラスでは、標的タンパク質分解誘導のモダリティによって、世界中で最も深刻な疾患に対する治療の現状を根本から変革する可能性を信じています。当社のPrimary Focusの一つとして、標的タンパク質分解誘導への戦略的投資を強化し、研究開発を加速させています。これにより、プラットフォームによる治療可能性を実現するための適切な専門性とケイパビリティを結集しています。

タンパク質分解誘導剤には、アンドラッガブルな標的にアクセスが可能であるだけでなく、細胞膜や血液脳関門を通過できる生体バリア透過性、標的への特異性に優れているといった利点があります。当社は革新的なパートナーとともに、この新たな潜在的な治療アプローチを通じて、患者さんに有意義なインパクトを与え、大きな「価値」を提供することに尽力しています。
 

アステラスは、以下のケイパビリティを持っています。
 

  • 化学合成の専門家による、タンパク質分解誘導剤を合成する技術
  • 独自の標的タンパク質バインダーおよび次世代E3バインダー
  • AI、ロボティクスを活用した効率的な最先端の化合物モデリング技術
  • がんをはじめとした、様々な疾患領域における開発および商業化の経験および専門性
アステラスのケイパビリティを示す概略図です。

フラッグシッププログラムとパイプライン

astellas-com-jp-targeted-protein-degradation-chart

アステラスとのパートナリング

人材