パートナーシップを通じて患者さんに 提供できる「価値」を最大化
私たちがこれまでに成し遂げたイノベーションや広範なパイプライン、新たなモダリティに関する専門性を確立するうえで、強力なパートナーシップは重要な役割を果たしてきました。
私たちは、がんや、眼科・泌尿器疾患、免疫、ウィメンズヘルスなどの領域において、画期的な治療法を研究、開発、商業化してきました。また、私たちはビジネスを迅速にグローバル展開する能力を持っており、例えば、わずか10年余りでがんの領域をリードするフランチャイズを構築しました。
私たちが持つ初期段階のパイプラインは、新たな分野における革新的な治療法のハブとなります。私たちは、バイオロジーを深く理解することから始め、細胞医療や遺伝子治療など、様々な疾患を抱える患者さんにとって人生を変える可能性のある最も適切で最先端のモダリティや治療機会を特定します。
私たちはすでに拡張可能なプラットフォームを構築しており、パートナーとともに価値を提供するために前進する能力を推進する取引や投資を引き続き求めています。
新たな提携や買収は、患者さんに対してより迅速に、より多くの「価値」を提供する機会となります。私たちはパートナーが持つ経験や、サイエンス、専門知識を重視しており、以下の提携先の声は、私たちのコラボレーションへのアプローチと、イノベーションが育まれる包括的な文化への傾倒を示しています。
2022年11月23日締結
アステラスとDyno Therapeuticsは、骨格筋および心筋を対象とした次世代の遺伝子治療用アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターの開発を 目的とした長期的な研究提携を結びました。これらのベクターは、現在有効な治療選択肢がほとんどないか、全くない遺伝性疾患の 患者さんに対し、価値を提供することを目的としています。
「遺伝子治療の開発で世界をリードするアステラス製薬と提携できることを大変嬉しく思います。Dyno社とアステラス は、それぞれ独自の強みを持ち寄り、アンメットメディカルニーズの高い疾患を持つ患者さんのための新しい治療法を 生み出すことができるようになります。この共同研究では、当社がCapsidMap™を使用して社内外で学習したベクター エンジニアリングプログラムの全てを応用するもので、複数の臓器および疾患固有の状況に合わせた遺伝子治療用 ウイルスベクターのカプシドを正確に設計できるDyno社のプラットフォームの適応性の高さを示していきます」
Dyno社CEO、共同創設者
*プレスリリースからの引用
2023年6月14日締結
「私たちが自社で見出した新規 E3 リガンドを活用し、アステラスと共同研究を開始できることを嬉しく思います。アステラスと協力して、複数の標的タンパク質分解剤を臨床開発に進められることを楽しみにしています」
Cullgen社President、CEO
*プレスリリースからの引用
2020年3月23日締結
「アステラス製薬との提携では、がん微小環境に対して様々な種類の抗体をターゲットとする創薬技術において、私たちの 専門性を活かすことができると考えています。私たちが確立したプラットフォームのコンセプト検証がより進み、固形がん の治療薬として二重特異性T細胞誘導抗体の可能性が高まることを大いに期待してます。提携を開始してから私たちは既に2つの臨床開発候補物質を見出すことが出来ました。これまでの素晴らしい成果は、自社のプログラムおよび他社との提携を通じて価値を創造するという私たちの事業戦略の有用性を示すことにも貢献していると考えています」
Chief Executive Officer and Chairman
*プレスリリースからの引用
2023年7月11日グループ会社化
「Iveric Bioの眼科領域における専門知識とケイパビリティ、そしてアステラスにおけるグローバルへのリーチとリソースを 組み合わせて、世界クラスの組織を創造できる機会はユニークであり、地図上萎縮を含む失明性網膜疾患に苦しむ世界中の 患者さんに利益をもたらす可能性があります」
Iveric Bio社President
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