全世界で1億6千万人以上が、失明リスクの高い眼科疾患に罹患しているといわれており*、患者さんのQoL(生活の質)に長期的且つ深刻な影響を与えています。失明を引き起こす疾患の多くでは、効果的な治療法が限られており、治療法が存在しない疾患もあります。
私たちは、失明のリスクの高い眼科疾患を持つ患者さんに対して、細胞医療や遺伝子治療などの新しいモダリティを活用することで、視力をつかさどる重要な細胞の機能に置き換わる、もしくはその機能を保護、回復するような新しい治療法の開発を目指しています。
私たちは、幹細胞技術と遺伝子編集技術を融合し、次世代細胞医療の開発に取り組んでいます。他家細胞医療の開発に最新のテクノロジーを導入することにより、オーダーメイドではなく、あらゆる患者さんに適用可能な「既製品」ともいえる細胞医療の実現を目指します。
アステラスは、再生と視力の維持・回復の分野で以下のケイパビリティを持っています。
再生と視力の維持・回復のフラッグシッププログラムであるASP7317は、地図状萎縮を伴う加齢黄斑変性を適応症とし、ヒト多能性幹細胞に由来する網膜色素上皮細胞です。アステラスの開発チームによって臨床入りした初めての眼科領域における多能性幹細胞による治療法です。ASP7317は、米国マサチューセッツ州ウェストボロのAstellas Institute for Regenerative Medicine (AIRM)で現在開発中です。
AIRMは262,000平方フィートの最先端施設で、研究と製造のケイパビリティを同一施設内に統合することで、新たな治療法の開発と将来の商業化ニーズに対応した製造拡大を両立できます。
再生と視力の維持・回復のパイプラインについては、下記をご覧ください。アステラスの全パイプラインのページには、こちらからアクセスできます。
アステラスは、患者さんに独自の「価値」を提供するために、革新的な機会と次世代のモダリティ/テクノロジーを常に追い求めています。当社は臓器の機能回復を目指し、再生医療アプローチを優先しています。
外部パートナーに期待するアセット、ケイパビリティおよび人材
アステラス製薬とのコラボレーションの詳細については、パートナリングページをご覧ください。
アステラスは、科学の進歩を患者さんの「価値」に変えるという使命を果たすため、最先端の科学と世界のトップを走る人たちを組み合わせられるよう努めています。当社の採用情報ページにアクセスして、科学の進歩を患者さんの「価値」に変えるための、私たちの取り組みに参加する方法についてご覧ください。
*Data from the WHO Blindness and Visual Impairment fact sheet. Version 8 Oct 2020
Data from the Foundation Fighting Blindness 2019 Annual Report
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